国際会計基準共通化
企業会計基準委員会と国際会計基準を作成する国際会計基準理事会(IASB)は9月29日までの2日間、ロンドンで会計基準の共通化について会合を開きました。これは、半年ぶり4回目。会計基準委は海外子会社の会計基準の見直しなど、国際基準との共通化に向けた取り組みを説明しました。
IASBとのれん代の償却、退職給付会計における数理計算上の差異の費用処理、研究開発費の支出時の費用処理など6項目について、会計基準の共通化に向けて議論していくことも合意。これら6項目は日本企業の海外子会社が国際基準か、米国基準を使用する場合でも日本基準への修正が義務付けられることが決まっている項目。
会計基準委は概念フレームワーク(会計基準の背景にある考え方)を近くまとめる計画などを説明したほか、2008年までに差異の解消が可能か少なくとも方向性を定めるとする「短期プロジェクト」に分類されている棚卸し資産の評価基準やセグメント情報などの検討の進ちょく状況について議論を交わした。
次回会合は来年3月に東京で開くことで合意。会合の一部の一般公開も決めました。